素人女性でもできる力を使わない護身術

世界中の女性を暴力から救いたい

第3部 第1話 再び武ちゃん

龍の巣にて

弟子M「あけましておめでとう」

武「あけましておめでとうございます師匠」

弟子M「今年からまた動画をアップしていくけど大丈夫?」

武「はい、師匠と師父が一緒に教えてくれたので、

なんとかなると思います」

M「くれぐれも無理をしないように!」

武「はい!

あっちから来るの師父じゃないですか!?」

素菓子

キコキコキコキコ、すたっ

「んちゃ!」

M 「ズテッ!!」

M「師父、年始から軽いですね(汗)」

素菓子「そうかの?」

M「改めて、明けましておめでとうございます」

武「明けましておめでとうございます」

素菓子「おー明けましておめでたいのー

今年も更なる発展の年にしたいものよの」

M「はい、そうありたいものです」

素菓子「ところで、武はいけそうか?」

武「おまかせあれっ」

素菓子「おーっでは、早速いってみようかの」

武「はいっ!ではっ!

ブログ、動画をご覧のみなさん…

少しずつ私に元気を分けて下さい…」

素菓子「何と!DBか!腕をあげとるじゃないか!!」

武「修行の成果を見せてやる!!!」ゴゴゴゴゴーーーー


女性の護身術women's self defense シンプルに相手を倒す術 基本

素菓子「なかなかやるようになったの、集中した基本の練習の

効果がでたようじゃの」

M「あの期間でここまで仕上げたのはなかなかではないでしょうか!?」

素菓子「ワシの教え方がよかったのじゃろうのぉ~」

M「全くその通りで」

M(お菓子ばっかり食べとったやん!)

武(ほとんどお菓子ばかり食べてたくせに…)

武「2人のおかげでなんとか基本はできつつあります。

まだ不完全ですが、目星はついた気がします!」

素菓子「うむ、わかっておるじゃろうが力は術を妨げるぞ!」

M「脱力はよくできていると思います」

素菓子「ポイントは武が言うところの“ダンボー”じゃぞ!」

武「わかっています。ダンボールを使わない時は全然術がきまらないので

使わざるを得ません!」

素菓子「この技術をおまえのベースとするから、今後この技術を

全ての術に応用せよ!」

武「これはできそうなので、なんとかやってみます!」

素菓子「うむ、その意気じゃ!相手の力とぶつからないように、

気をつけろ!ではまた来週、さらばじゃ!」

どこからともなく野生の犬の群れが!!!

ドドドドドドドドッドドッ

M「おーっ!乱心法獣遁の術!」

犬の群れの頭「赤カブトを早くやっつけるぞ!」

「ワンワンワンワンワンワン」

犬の群れが去っていった…

武「師父がいない!」

M「さすが師父!みごとだ…」

つづく