第36話 手首を極めて投げる
女性の為の護身術 相手を投げろ!手首を極め肘をからめて投げる
ボーイ「今回は手首を極めて投げます」
武「また痛いのですか!?」
ボーイ「手首を極めて投げます」
武「わかりましたよ~」
(また痛みの警報機がまた鳴りっぱなしなんですけど…)
ボーイ「投げと言っても極めてしまえば楽に投げれるから」
武(私の不安はそっちじゃないんですけど~)
ボーイ「ポイントは一緒。人差し指の付け根と肘を挟み込む。手首の極め方がポイントで、ピグモンの逆になる、相手の肘の外側を通って手首(人差し指の付け根)を極める。そのまま投げようとすると肩関節が固まるのでそのまま投げれる。口ではチョット説明し難い」
素菓子「相手の内側に入るから遠心力を利用して投げるのが良策じゃの」
ボーイ「実戦的にはそうせんと使いにくいやろうな。では、師父投げられてやって下さい」
素菓子「こらしめてあげなさい。みたいな言い方しよって。ただのデクではないか。このアミバめ!」
ボーイ「ここかな~それともここかな~」
武「さっさと練習したいんですけど」
ボーイ「これは失礼!ではコマクさんやられて下さい。」
素菓子「誰がコマクじゃ!」
武「いきまーす」
素菓子「相手と離れすぎてたら手首を極めれんぞ。相手の懐深く入り、手首を極める」
武「なかなか難しいですね、出来るかな…」
ボーイ「誰でもできる。だから君なら絶対できる!君を信じる俺を信じろ!!!」
武(自分を信じろって事か)
ボーイ「イメージとして、相手の中段か胸に肘を入れてそのまま投げにはいるくらいの間合いが望ましいし、当身を入れてからの方がやりやすいやろうな。今回は当身は無しやけどな」
武「なるほど、近づけば相手の手首も完全に包み込むことができる!勝機!」
ボーイ「そうや!そのまま相手の人差し指の付け根を極めて、肘と挟み込む!相手が痛がってるとこを肘関節を固めて投げろ!いっけぇええええええ!!」
素菓子「ぬおぉぉおお!手が手が!!」
武「またつまらぬ物を投げてしまった…」
素菓子「やかましいわ」
ボカッ
武「ぶった~」
素菓子「愚か者め!流れを切らずに力まずにやれるようにな。極めも甘いぞ!」
ボーイ「まぁまぁ良かったよ。今はこれでいいよ」
素菓子「では、またな」←手首がプルプルなってる
つづく