第33話 トランプ手裏剣
女性の為の護身術 トランプを忍者の手裏剣のように飛ばしキュウリに刺す Throw a card like a ninja
ボーイ「今回はトランプを手裏剣みたいに投げてきゅうりに刺そうか」
武「そんなんできるんですか!?」
ボーイ「やるの十数年ぶりやけど、できるで」
武「すぐできるようになるんですか?」
ボーイ「1日2日では無理やし、そこまで必要なさそうやし今回は僕がやるわ」
武「おもしろそうですけどね」
ボーイ「普通のトランプでやるからきゅうりに刺さるくらいが限界。投げる用のカードやったらきゅうり両断できるみたいやけど。こんなんもできますよーってのが目的やから切る必要はない、目に向けて投げて威嚇くらいにし使えんしな」
素菓子「さよう。カードを投げて相手を驚かすくらいかの」
武「あまり実戦向きではないですね…」
素菓子「さて、特に難しい事はないので、いつも以上にサラッといくぞ。
人差し指と中指で軽くカードを挟み親指の付け根でカードをたわむようにして、肘を落とすようにし手首を返せば飛んでゆく、力は入れたらダメじゃぞ。カードを持つ時から軽く持つように」
武「全然飛ばないんですけど~」
素菓子「いきなりはできんぞい」
ボーイ「僕も昔忍者に憧れてた時猛特訓したからな~今回久々にやって腕が突っ張って仕方ない」
素菓子「今回は特に必要な技術では無いからそこまでやり込まなくていいぞい。では、またな。おっねずみがあんなとこに!」
ちゅう~ちゅう~
武「うわぁ~ってあれゴミなんですけど」
武「あれっ師父がいてない」
ボーイ「久々にでた、乱心法獣遁の術…あいかわらず見事」
つづく