第27話 ストールで身を守れ
ボーイ「今日はストールで護身を考えていこうと思ってるねけど夏場でも日焼け気にしないあなたは関係ないな」
武「大丈夫」
ボーイ「さすがサーファーやな」
武「最近行ってないですけどね」
ボーイ「今回のストールは先に何かを通してやろうと思ってるねん。女の人やったら何か持っているのではないかと…」
武「ストールに通すとなるとなかなか無いですけどね」
ボーイ「金属や固い物で通せたらかなり安心できるねけど、金属の腕輪とか」
武「金属の腕輪はないな~女性やったら化粧品とかかな~」
ボーイ「化粧品とかは納豆みたいにストールに包み込んだらいけるけど、時間がかかりすぎるな」
武「そうですね~」
ボーイ「いかに短時間で確実に用意できるかがポイントやからな。焦ってたら手元狂ううやろ!?」
武「冷静にはできなさそうですもんね」
ボーイ「戦闘中に地面にいる蟻を見つけれたら大丈夫てラーメンマンは言うてたけどな。それだけ冷静でおれてことやろうけど、幼なながらに冬はどうするねんって突っ込んでたわ(笑)」
素菓子「百歩神拳!!」←ラーメンマンの方
ボーイ「おっかぶせてきた!!」
素菓子「今日はタオルの延長というか派生技じゃの、ついでに足元に蟻がいなくても、砂があれば拾って相手の目に投げつけろよ」
武「目潰しですね!」
素菓子「今回は何かを通す事ができた場合じゃが、なければ先をくくってやるしかないが、威力はおちてしまう。それでも顔面に受けるのはきついがの~」
武「前回お尻に受けましたが体概痛かったですけどね」
素菓子「さて今回の注意点じゃが、長すぎると扱いが難しく相手に取られやすいし、絡まりやすい。まずは自分の前腕位の長さにしている方が扱いやすいじゃろうて」
武「さっきちょっと振ってたら体にボカボカ当たって痛かったです」
素菓子「長くして使うからじゃ(笑)長くする程に扱いは難しくなるからの。自分が1番扱いやすい長さを知ることじゃ。短すぎると相手との距離が近くなるしの。多少体に当たるのは仕方ないじゃろうが、上手になればそれも少なくなる」
武「明日は体中が青くなりそうです(汗)」
素菓子「先に物を通す事ができたら、破壊力は格段にあがる。棒とほぼ同等の威力が望めるじゃろう。」
武「何か実用性があって場所のとらないものでも入れといたらいいですね」
素菓子「女性のみんながそうしてくれたら、ワシも安心じゃがの。ナットでも入れとけ」
武「それはちょっと…」
素菓子「そうか?備えあればチャンスありじゃぞ(沈黙シリーズ)」
武「なんか違う気がするけどわかりました」
素菓子「暑いから終わりじゃ、また会おう」
つづく