第17話 目打ちステップ2 実戦に必要な速さ
護身術 女性向け 超初心者の為の実戦に必要な目打ちの速さ 目打ちのステップ2
ボーイ「今回は目打ちに必要な実践的な速さの練習するよ」
武「わかりました」
ボーイ「ステップ1の目打ちでもいいんだけど、より確実にする為の練習だ」
武「何が違うんですか?」
ボーイ「決定的に違うのは速さやね。後、間合いも近くする」
武「目打ちの間合いて遠いイメージがあったんですが?」
ボーイ「基本的な使い方は遠くからなんだけど、僕の場合は違う。何でと思う?」
武「それは~~~気分??」
ボーイ「う~ん。今日は近間の気分やな~って絶対無いやろ!!」
武「当てやすいから?」
ボーイ「もちろんそれもある。当てやすくて、相手がよけにくいからとその後連攻撃に繋げやすくする為やね」
武「近くは比較的打ちにくいですね」
ボーイ「だから、今回の練習が効果的やねん」
武「どんなんするんですか」
素菓子「それは、両面うちじゃ!←突然現れたけど先週打たれて目元が青い」
ボーイ「どこだ?どこだ?どこだ?」
素菓子「かっかっかっこっちじゃ」
武「あっあそこだ!」
素菓子「あ~スッチリしたわい」
ボーイ「なんで知らん間にトイレにいるんですか!?」
素菓子「細かい事は気にするな。左右の両面打ちをするぞい」
ボーイ「あっあれをするんですか!?」
武「えっどんな恐ろしい練習なんですか!?」
ボーイ「タオルを両側に掛けるだけやねけどね」
ズッテンッ
武「めっちゃ普通じゃないですか!!」
素菓子「そうじゃよ。でもできるかな。一瞬で両側を打つんじゃ。相手が左右に現れてその相手に一瞬で目打ちをする感じでやれ」
武「両方一気に打つ!」
パスン
素菓子「かっかっかっそれはただ単に両手で同時に打ってるだけじゃ」
武「両方同時にて言ったじゃないですか?」
素菓子「そんなん誰でもできるじゃろ体を左右に微振動させながら打つんじゃ。手先で打つのではなく体幹の振動を手先に伝えその勢いで打つ感じじゃ」
武「微振動?こんな感じかな?」
ボーイ「あれっ意外にできてるやん!寒い時に体が震えるくらいの微振動でやってみ。最小の動きで効果的な目打ちを打つべし!」
武「打つべし打つべし!!」
素菓子「まだまだ未熟…じゃがようできとるではないか。どれ、ワシに打ってみろ」
武「えっまた打つんですか?」
素菓子「えーい!早ようせんかい!!」
パチンッ
素菓子「あ~っ目がっ目がっ~」
武「えっ!また!?本気で打ったのに」
素菓子「いきなり打つなよ!!打ちます言えよ!!眼球潰れるやん!」
ボーイ「あ~あ。目玉”バルス”になってるわ(笑)」
素菓子「笑い事ちゃうわい!!ほんまに見えんし、涙が止まらん」
武「涙が止まらないくらいうれしんですか?(笑)」
素菓子「おまえ、ほんまにしばくぞ!」
武「こわ~ (そんなに怒らんでもええやねんバッテン)←小声」
ボーイ「目打ちの威力がわかって良かったやん」
武「はいっ大変勉強になりました」
素菓子「やられる振りも難しいの~かっかっかっ」
ボーイ(ガッツリやられたけどね~)
つづく