第48話 超簡単に相手を投げる 中級編
女性の為の1日でマスター護身術中級 女性でも簡単に男を投げる方法 Self defense for women
ボーイ「今回は足をつけて投げてみるで」
武「より投げらしい練習ですね」
ボーイ「やり方は超簡単やで師父お願いします」
素菓子「結論から言うと投げは足が出せなかったら投げは成立する」
武「それは前回の練習で分かりました」
素菓子「相手との密着が甘いとその空間から相手は足を出すことができるので、投げる際は相手とは密着して足を出す空間を無くして投げるのがコツじゃ」
武「歩いて足が引っかかる時も空間があったら引っかかるはずないですもんね!」
素菓子「理屈ではわかっていてもいざやってみるとよくあるミスなんじゃ」
ボーイ「軽くやってみよか、僕を投げてみ」
素菓子「ほれっ投げる時相手との距離が空いとるじゃろ!?」
武「ほんまや!自分では密着してるつもりやけど、やたら相手が重く感じますね」
素菓子「そうじゃ。最終的には密着は必須なのじゃが、空間があると相手を引き寄せる分の時間が無駄になるし、余計に力がいるから重いんじゃ。空気投げなど特殊な投げ方以外は密着は必須条件じゃ」
武「はい、もっと意識してやります(汗)」
素菓子「女性の初心者が足をかけて投げる際は、相手と密着し相手の重心を後ろから前に移動する事に注意する事じゃ!」
ボーイ「女性の初心者が投げる練習の際はいきなり投げにいくのではなく、前から2.3歩移動してきて、その力を利用して投げる。その際相手との距離が開く事が多いから要注意や!」
武「勢いを使い、少ない力で相手の重心を移動させる作戦ですね!」
ボーイ「そんな大そうな事ちゃうけど、より簡単にするための方法やね」
素菓子「後は礼をすれば投げれるはずじゃ」
ボーイ「では、やってみよう!」
武「ちょっと前から反動をつけて密着して礼をするっと!ありゃ!相手が簡単に飛んでいくよ!」
素菓子「どうじゃ!超簡単に投げれるじゃろ!?」
武「はいっ勝手に相手が飛んでいく感じです!何回か投げてみて、ほとんど力を使わず投げれる時は足にいい感じにツッパリ感がありますが、うまくいかない時は密着が甘いのか、足がスカスカした感じがします」
素菓子「今回は密着がキーワードじゃ!投げの場合はこれが出来てないと応用がきかなくなるから、そこを注意して反復練習しろ!」
武「了解しました」
素菓子「では、今日はここまで」
つづく