第28話 ハイヒール『二刀流』を使って護身術
ボーイ「今回はハイヒールで護身するよ。しかも初の”二刀流”やで!」
武「えっ二刀流ですか!?」
ボーイ「そうそう。片手より難易度は上がるけど大丈夫!?」
武「大丈夫」
ボーイ「強気やな。では早速師父に教えてもらおう、お願いします」
素菓子「燃えろ!ワシの小宇宙(コスモ)よ!廬山百龍覇!」
ボーイ「なんという小宇宙だ!さすが最強と言われているだけの事はある…
って何か深い関係あるんですか?」
素菓子「いやっやりたかっただけじゃ」
どってーん←2人のコケル音
素菓子「今回は基本の構えからの二刀流での振り方の練習じゃ。1~6まで左右同じ事をやるだけじゃ。じゃが、ここが出来てないと応用はできん。それっやってみぃ」
武「ゆっくりだとできるけど、途中で自分が何をやってるかわからなくなってきます」
素菓子「初めは形を覚えるだけでよい。そして少しずつ修正を加えつつ、速くできるようにしろ。スナップを効かすの忘れるなよ!1人で練習するには基本を徹底的にやり抜く事じゃ!」
武「なれるまで少し時間がかかりそうですね(汗)」
素菓子「はぁ~ヒナがっくりじゃ…丁度よい機会じゃから宮本武蔵の言葉をいくつか紹介しておく。」
- 千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす→今のお主に送りたい言葉じゃ。一日にして成らずということじゃ。
- 敵に先手をとられたときと、自分から先手をとって敵にしかけたときとでは、倍も違うものである。→これはいつも言っとるじゃろ?常に先手をとれ!攻撃あるのみ!
- 平常の身体のこなし方を戦いのときの身のこなし方とし、戦いのときの身のこなし方を平常と同じ身のこなし方とすること。→これを逸脱した体の使い方を手に入れ実戦して欲しいというのが、ボーイの切なる願いの1つじゃな。
武「なるほど」
素菓子「武蔵の名言はたくさんあるが、まずはお主に響くのはこんなものじゃろう。ちなみに、ワシは武蔵をあまり知らんのじゃがの。かっかっかっ」
武(知らんのかーい!!←ターちゃん風)
素菓子「今回は特に言う事はない。反復練習するのみ!それではさらば!いないいないばばばばぁ~」
つづく