素人女性でもできる力を使わない護身術

世界中の女性を暴力から救いたい

第6話 遊び技 胸落し


護身術 女性向け 遊び技 胸落し

ボーイ「今日も練習がはかどったね~」

武「上手く出来て良かったです」

ボーイ「今回の術もほぼものにできたな」

武「まだまだですけどね」

素菓子「そうじゃ!これはあくまでも基本じゃからの、これが出来ないと次に進めんわい」

ボーイ(急に入ってきたな(汗))

武「はい、精進します!」

素菓子「今回の技術もそうじゃが、遊び技を何個か続けてやったが、

その目的はわかっとるかの?」

武「こんなこともできますよってことじゃないのですか?」

素菓子「でた!それは結果なだけじゃ。本当の目的は、体を上手に使えば少ない力でも通常では出来ないような事でもできますよ。ってことが言いたいのじゃ。」

武「そうなんですか…」

素菓子「じゃから、究極は別に相手を倒す必要はないんじゃ。力が相手にちゃんと伝わっていたら、相手が倒れようが倒れまいが、どっちでもよい。」

武「倒れないと護身術にならないのでは?」

素菓子「護身術とするには確かに相手を倒す必要性がでてくるから、相手を倒す動画にしておるが、そこは枝葉な部分じゃ。いかに足から来る力を指先にまで力を伝えるかがポイントじゃ。それができればおのずと相手は倒れておるがの、かっかっかっ」

武「ひたすら練習させられました(汗)」

素菓子「当たり前じゃ!!まだまだ全然足りんワイ!」

武「はいっ!もっと自主練します!」

武「ちなみに今回のポイントは?」

素菓子「今回も前回のも違いはほとんどない。いかに肩に力を入れずに、

かつ、自分の溜めた力を肘から先に伝えるかじゃ。ちなみに拳と掌では落とす

角度がちがうが、基本は全く一緒じゃ。」

武「拳と掌の若干の違いには少し手間がかかりました(汗)」

素菓子「どちらかが出来たら、後は要領じゃ。指1本でもできるはず。

それが出来なかったら、そもそもの力の伝わり方が間違っとるてことじゃ」

ボーイ「僕がやりたかったのは女性を助ける為に護身術が一番の目的なのですが、逸脱した動きをできるようになって、それを日常や仕事に活かせてもらえたら尚うれしいんです!」

素菓子「じゃから力を貸したんじゃ!己の私利私欲の為だけじゃったら、ワシはお主に力を貸しとらんよ」

ボーイ「ありがたいことです!」

素菓子「そういうことじゃから、武よボーイの夢をかなえるために、これからも頼むぞよ」

武「やれるだけやってみます!」

ボーイ「武ちゃんなら大丈夫と確信しています」

素菓子「運動能力が高いからか?」

ボーイ「それもあるのですが、囁くんですよ、僕のゴーストが」

武(一緒だ)

素菓子「それくらいの気持ちが無いと成功はせんわの(笑)」

素菓子「それでは、またの」

シュッ

武「師父が目の前から消えた!」

ボーイ「光学迷彩か!師父はハイテクもすごいんだな~」

 

つづく