第2話 全力で引いてみた場合
龍の巣にて
弟子M「それでは師父突かせてもらいますぞ!!」
素菓子「どこからでもかかってきなさい!」
弟子M「これでもくらえッ!マッハパンチ!!!」
素菓子「ピタッ」
指1本で突きを止める素菓子
素菓子「これでも攻撃かの~腕が落ちたか?」
弟子M「子供だましは効きませんか…常人では鼻骨骨折ですが(笑)」
弟子M「では、ゴムゴムのガトリング!!!
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッ!!!」
素菓子「おおおっだがっ
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!!!!!!!!!」
弟子M「さすが人にあらざる者ですな(感嘆)」
弟子M「これではどうですかな!山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)」
素菓子「なんとっ!!!かすっただけだがは・は・波紋が~~~」
武「いい加減にしてください!!!すぐ脱線するんですから」
素菓子「武はまじめじゃの~もうちょっとあそび心を持ちたい所じゃの」
武「私は必死なんですっ!!!!!」
素菓子「武よ、何もそんなに青筋立てて怒らんでもええやねんのバッテン」
弟子M「師父(汗)武ちゃんがマジで怒りますので…」
素菓子「せっかく楽しく遊んどったのにの~ほんじゃあ真面目な練習続けるかの」
護身術 女性向け 思い切り引いてみました!women's self defense
素菓子「武よ、ここでのポイントは何かの?」
武「ダンボールです!」
素菓子「それと脱力じゃ」
武「はいっ、たかが脱力と思っていましたが脱力のレベルが違いました」
素菓子「そうじゃ、手を持った相手が掴んだ感触が無くなるくらいの脱力じゃ。
掴んでいたものが急に無くなったが如く脱力するのじゃ」
武「上手くいった時は師匠も掴んでいたものが無くなって、
耐えられないて言ってました」
素菓子「手に力が入っておるとその手が相手を助ける事になるからの」
武「練習してよくわかりました。
ダンボールと脱力が出来てない時は相手は倒れませんでしたから」
素菓子「うむ、今後も更に感覚を磨くのじゃ!本日は終わり」
武「えっ、は・はい」
M「説明もう終わりかーい!(ターちゃん風)」
素菓子「無視無視、では、また来週。
ザ、ワールド!時よ止まれ!」
武「はっ」
M「えっ」
時は動き出す
武「師父がいない」
M「ほんまに超越しとるな」
つづく