素人女性でもできる力を使わない護身術

世界中の女性を暴力から救いたい

逃げることの大事さ 逃げることの危なさ

護身術の森本です。

今回は『逃げる』ということについて考えていこう

と思います。

 

護身術の術とは度々言ってますが、最終手段であって

使わなかったらそれ以上にいいことはないのです。

少し術なりができてくると、自分が強くなった気になり、

試してみたくなるというのは前にも書きました。

これは人間のサガでよっぽど人間ができてないと避けれないです。

収入が上がると、生活レベルが上がるのと同じくらい避けれないです。

 

さて、本題です。

逃げると行っても逃げること程至難は無いのです。

戦でも撤退は困難を極め大概の場合戦死です。

話は大きくなりましたが、逃げるというのは実際簡単ではないという事を

言いたいのです。

例えば、悪い事しようとした男と相対して

 「そこの女、ちょっと待て」

自分「ちょっと急いでるので」

男 「そうでしたか、これは失礼した」

自分 「では、さようなら」

なんて無いですからね!

 

血に飢えた狼が目の前のえさをスゴスゴ指をくわえて

見逃すはずが無いでしょう!

 

他の護身術の批判ではないですが、つかまれて抜き技を使うのはよしとして、

相手の手を振りほどいて、ではさようならとそのまま逃げれたら、

こんなに世の中被害者はいてないでしょう。

そのまま逃げることができないから困ってるのではないでしょうか?

当たり前です、襲うのが目的の男がそれくらいで引き下がるはずもなし!

 

では、どうしたらいいのか?

 

相手を前にして逃げるのはほぼ不可能。襲うためにいてるのに

それを放棄する事は考えられない。

 

助けを呼ぶ事ができればラッキー。

 

催涙スプレーみたいなもので目潰し、その間に逃げるのは微妙だが可能。

その際金的だけでも入れることが可能なら更に逃げれる確率は上がる。

スプレーが無い場合は土か砂を相手に気づかれないように拾う。

アスファルトでも若干の砂は手に付着する。何も無いよりはまし。

 

結論としては相手を目の前にしては残念ながらやるしかない

逆に言えば相手が目の前にいなかったらいいわけ

それが逃げるということ。

戦略的有利な状態。

戦術的撤退なんて名将でもあるまいし、引き時なんてわからんですよ。

 

間違っても相手に背中なんて見せたら、襲って下さいて言ってるようなもんだ。

相手が刃物持ってる時は絶対背中見せたらあかんですよ!

背中見せた瞬間相手は反射的に襲ってくるから!

動物の本能だから。

ただやる時は相手を十分油断させて、観念したように見せかけ相手の隙をみて

一気に徹底的にやること。反撃を許さないように。

加減をしたら自分がやられますよ。重ねて言いますが、

やる時は徹底的に完膚なきまでにやること。

その覚悟がないなら自分が犠牲になるだけ。

 

逃げるというのは相手を目の前にして逃げるのではなく、

相手のいてる道から逃げるということ。避けるという事。

 

そして最悪相対したら、相手と刺し違える気持ちでいけば、

活路も見えることもあるでしょう。

日々油断の無きよう。

用心用心で。

これらはあくまでも僕の私見です。

そうではないと言う方もいてるでしょう。

それもまた正解だと思う。

 

では、また。

応援しています

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