第49話 初級者編上級技術 女性でも超簡単に投げれる方法 相手に動きがある場合
女性の為の1日でマスター護身術 初級編の上級技術 相手が襲ってきたら投げる!
ボーイ「今日は投げの初級者での上級技術やろか」
武「動きをつけてやるんですね」
ボーイ「そう。前半はゆっくりした動きで後半は少し早めに攻撃するよ」
武「なんとなくやれそうな気がします!」
ボーイ「焦らずこの前までのやり方でやれば簡単にできるよ(笑)」
素菓子「前方に相手を投げる時のポイントじゃが、まずより確実に倒すために、相手の両足に自分の足をかけるように、その際相の膝より下に足を掛けるのが望ましい。後は礼をするだけじゃ」
ボーイ「軽くやってみよか!?僕を投げてみ」
ドタンバタン←練習の音
武「確かに両足を掛けた方が相手の足が逃げれなくて投げやすいです。膝より下に足を掛けた方が相手も耐えにくそうでより簡単に投げれるように思われます」
素菓子「より高度な技術では掛ける足さえいらないんじゃが、今はしっかり相手の両足の邪魔をする事!片足では相手に逃げられる場合があるからの」
ボーイ「じゃあ今度は勢いをつけて捕まえにいくで!」
ドタンバタン!!
素菓子「相手が掴みに来た時は基本的には当身を必ず入れるように!特に金的蹴り、喉攻めは必須じゃ!いったん相手の動きを止めてそこから投げに移行していくように。練習としては直接投げにいくのもありじゃが、その際は相手の勢いに逆らわずむしろ、相手の攻撃の勢いを利用して投げれるように。タイミングさえあえば非上に楽になげれるはずじゃ」
武「相手が攻撃してきても足さえ止めれれば簡単に投げれました。相手が突っ込んできたのを直接投げるのはタイミングが合った時は相手が勝手に転倒してくれる感じです!」
素菓子「実際は必ず当身を使うように、1度当ててもダメなら2度それでもダメ3度4度と徹底的に攻撃し!相手の隙をみて投げに移行してとどめを刺せ!当身で投げるチャンスをつくれ」
武「喉攻めと金的攻めは必ずやります!」
素菓子「そう、それでいい。ではちょっとトイレに行ってくるぞい」
~5分後~
武「師父やけに遅いですね」
ボーイ「老人やからなにかとあるねやろ」
武「ぶっ倒れてなかったらいいんですけどね~」
ボーイ「ニコチャン大王みたいに流されたかもしれんからちょっと見てくるわ!」
ボーイ「師~父~調子よくでてますか~!?」
武「師匠テーブルの上に手紙が!」
ボーイ「こっこれは師父の字だ!何々…「武へ」と書いてあるぞ。武ちゃんへの手紙やちょっと読んでみて」
dear 武
武よまだまだ教え足りないことだらけでお前の腕も未熟じゃが、それなりになってきたと思われる。これからはボーイが教えることを自分なりに考え今までやってきたことを応用して技術を磨け。それをできるレベルにはなってるはずじゃ。そしてこれからはおまえが弱い立場にある女性の為に、護身の術と体の上手な使い方を伝えていくのじゃ。いったんワシはお前のもとを去ろうと思う。再び現れる時の為にしっかり修行しておくのじゃぞ。ワシはまた必ず現れる。
素菓子
武「師父がどっか行っちゃうみたいですよ!!えらいこっちゃ~!!」
ボーイ「この前何となくそんなこと言ってたけど、こういうことやったんか…また後で電話で聞いとくわ」
武「電話できるんですね…じゃあまだ教えてくれるように言っといて下さいよ」
ボーイ「師父にも考えがあるんやろ。これからは武ちゃんが女性の為に護身の術と体の使い方をブログで伝えていってくれ、師父がまた来た時に怒られんように!」
武「わかりました。私なりの考えを素人女性の目線で書いていきたいと思います!」
ボーイ「では任せたで(笑)」
と、いうことでこのブログでの技術の紹介は今回までとさせてもらいます。
今後は
にて今後の技術は紹介してもらいます。
今まで読んで下さりありがとうございました。
おわり
第48話 超簡単に相手を投げる 中級編
女性の為の1日でマスター護身術中級 女性でも簡単に男を投げる方法 Self defense for women
ボーイ「今回は足をつけて投げてみるで」
武「より投げらしい練習ですね」
ボーイ「やり方は超簡単やで師父お願いします」
素菓子「結論から言うと投げは足が出せなかったら投げは成立する」
武「それは前回の練習で分かりました」
素菓子「相手との密着が甘いとその空間から相手は足を出すことができるので、投げる際は相手とは密着して足を出す空間を無くして投げるのがコツじゃ」
武「歩いて足が引っかかる時も空間があったら引っかかるはずないですもんね!」
素菓子「理屈ではわかっていてもいざやってみるとよくあるミスなんじゃ」
ボーイ「軽くやってみよか、僕を投げてみ」
素菓子「ほれっ投げる時相手との距離が空いとるじゃろ!?」
武「ほんまや!自分では密着してるつもりやけど、やたら相手が重く感じますね」
素菓子「そうじゃ。最終的には密着は必須なのじゃが、空間があると相手を引き寄せる分の時間が無駄になるし、余計に力がいるから重いんじゃ。空気投げなど特殊な投げ方以外は密着は必須条件じゃ」
武「はい、もっと意識してやります(汗)」
素菓子「女性の初心者が足をかけて投げる際は、相手と密着し相手の重心を後ろから前に移動する事に注意する事じゃ!」
ボーイ「女性の初心者が投げる練習の際はいきなり投げにいくのではなく、前から2.3歩移動してきて、その力を利用して投げる。その際相手との距離が開く事が多いから要注意や!」
武「勢いを使い、少ない力で相手の重心を移動させる作戦ですね!」
ボーイ「そんな大そうな事ちゃうけど、より簡単にするための方法やね」
素菓子「後は礼をすれば投げれるはずじゃ」
ボーイ「では、やってみよう!」
武「ちょっと前から反動をつけて密着して礼をするっと!ありゃ!相手が簡単に飛んでいくよ!」
素菓子「どうじゃ!超簡単に投げれるじゃろ!?」
武「はいっ勝手に相手が飛んでいく感じです!何回か投げてみて、ほとんど力を使わず投げれる時は足にいい感じにツッパリ感がありますが、うまくいかない時は密着が甘いのか、足がスカスカした感じがします」
素菓子「今回は密着がキーワードじゃ!投げの場合はこれが出来てないと応用がきかなくなるから、そこを注意して反復練習しろ!」
武「了解しました」
素菓子「では、今日はここまで」
つづく
第47話 女性でもできる超簡単にできる投げ 初級編
女性の為の1日でマスター護身術初級 超簡単に相手を投げる Self defense for women
武「師匠!倒すのやったから、簡単に投げる方法も教えて下さいよ」
ボーイ「いいよ~」
武「軽っ!それやったら何でこれまで教えてくれなかったんですか!?」
ボーイ「言わんかったやん」
武「確かに言ってはなかったですね…」
ボーイ「言わんと伝わらんよ」
武「これからは何でも言っていこうと思います…」
ボーイ「師父初心者に原理からわかりやすく教えてあげて下さいよ」
素菓子「うむ。まず力で投げようとしないことじゃの。元々ない力で投げれるはずもなし。投げるのは難しいが転倒させるのは簡単じゃ。足を掛けたらこけるからの」
ボーイ「よく意地悪で足かけたりしたやろ!?」
武「そんなんしてないですよ。一緒にしないで下さい!」
素菓子「人間夜道を歩いていて足を引っかけたら転倒しそうになるじゃろ!?」
武「小さな段差でもズッコケそうになる時あります!」
素菓子「上半身が前に送られて下半身が置いて行かれると人間転倒するんじゃ。それを足を使ってやるだけじゃ。簡単じゃろ!?」
武「話だけ聞いてたら簡単ですけど、本当にそんなに簡単にいくかな~」
素菓子「失礼じゃの。それではこのNASAで開発された最新のイスで練習するぞ」
武「イスで足を出させなかったらいいんですね?」
ボーイ(NASAのイスの件はスルーやな…)
素菓子「そうじゃ。上半身の練習じゃの、これで投げの感覚を養う」
ボーイ「では、投げて投げて投げまくろうか。僕を投げてくれたらいいよ」
素菓子「痛くないとわかるとやるんじゃの」
投げて投げて投げまくり中
ボーイ「これやったら簡単にできるやろ?」
武「はい、ただ礼をすればいいだけなので非常に簡単でした」
素菓子「後はこれに足を付けたらいいだけじゃ。超簡単じゃろうが」
武「さすが師父超簡単でしたよ」
素菓子「今回はさしたる言うこともなし。次は足もつけての練習じゃ。では、今日はこれまで」
つづく
第46話 簡単に相手を倒す 上級 武器も使えるよ
女性の為の1日でマスター護身術 上級 武器を応用して悪者を倒す Self defense for women
ボーイ「普通に倒すのもだいぶ出来てきたからバリエーション広げようか!?」
武「例えばどんなんですか?」
ボーイ「今回は武器を使おうか」
武「以前にも武器はやりましたよね?」
ボーイ「やったよ。でも違う使い方な」
武「使いようってことですね」
ボーイ「まぁ日常で使うもんやったら何でもいいねけど、今回は”タオル”傘”ジャンパー”ワインのコルク”を使う」
武「幅広いですね(汗)」
ボーイ「今回は大まかに2通りの使い方する」
武「打撃としての使い方はわかるんですが、そうなるとコルクをどう使うのか…」
素菓子「コルクの使い方は非常に大切じゃ。武術の根幹となる技術じゃ」
武「ゲッ!そんなに大事なんですか!」
素菓子「そう。護身術では特に大事となる。相手と正面衝突しないようにする技術じゃ」
武「是非伝授して下さい!」
素菓子「と言っても簡単じゃ。相手の気を逸らすだけじゃ」
武「へっ…それだけですか…」
素菓子「バカ者!!それだけとは何じゃ!!なっとらん!!」
武「ひ~っすいません!」
ボーイ「師父すいません!!まずこの”まあまあ棒”で落ち着いて下さい」
素菓子「そうこれこれ、この丸みが柔らかく手にしっくりきて気分が落ち着くな~って、これまた塩ビパイプやん!!」
武「ケラケラケラ!それほんまうけるわ~」
素菓子「おいっ!こいつほんまにぶっとばしていいか!!」
ボーイ「師父せめて、技やってからにして下さい。今日のお題まだなんで」
素菓子「さっさとやるぞい。今回はタオル、ジャンパー傘は相手の顔面を打ち、打撃でのダメージを与えると同時に前を見れなくする。後は初級中級でやってるのと一緒。物を使う分簡単に倒せるはずじゃ」
素菓子「次にコルクじゃが。これは別になんでもいいんじゃ。その辺にあるもので。究極はあるフリをすればいい。相手の目が他に一瞬でもいいから逸れればいい。これを”目を切る”という」
ボーイ「実際は相手の顔めがけて投げるのが理想的やろうな。ほぼ間違いなくその物体を目で追うから。訓練されてないと飛んでくるものを無視はできんからね。それと何を持ってるかわからないようにした方がいいな」
武「何を持ってるかわからなければ不気味ですもんね」
素菓子「声でもいいんじゃ。警察が来た!とか、おーい助けて下さーい!って向こうに人がいてるフリをしたら、やましい事してるやつは、必ずそっち見る。その瞬間に足を取る。チャンスは一瞬じゃぞ。取り方は前回までの通りじゃ」
武「あっそうそう師父、そこの足元注意してくださいね」
素菓子「えっどこ?」
武「隙あり!!」
パシッ
素菓子「あっやられちった」
ボーイ「やられちった違いますよ!」
素菓子「なかなかやるやないか!今日来るの遅いと思ったらずっとそれ考えてたな!」
武(小学生レベルやん…この人から学んでて大丈夫なのだろうか…)
素菓子「とりあえずじゃ。言いたかったのは、相手と真っ向勝負したらダメってことじゃ。力では全くかなわんじゃろうから。相手の一瞬の隙を突いて速攻で勝負を決める。これは基本じゃ。真っ向勝負するのは間抜けでしかないぞ!」
ボーイ「武術なんてものはとどのつまりは騙しあいやからね。騙す技術を磨くのも大事なんやで、特に忍術は得意としてるな」
武「ハットリ君ですか!?」
ボーイ「何でやねん!ハットリ君はやることに何でも忍法ってつけてるだけや。バットでボール切るのはすごいけどな!」
素菓子「今回は相手の注意を逸らすってのが1番のポイントじゃ。いつも攻撃は必ずしも当たらなくていいというのもこのためじゃ。フェイントもそうじゃ。相手の集中力をを少しでも削ぎ攻撃できる隙を意図的につくる」
武「相手と相対したら必須のスキルってことですね」
素菓子「そうじゃ。まともにぶつかってはいかん。汚くてもズルくても構わん、やられとったら意味がないんじゃから!」
ボーイ「きれいに相手を制することが出来ると思ってたらあかんよ。そんなスマートにいかんよ実際は」
素菓子「では、今日はここまで。おっもう雨が降ってきおったか。」
武「まだ降ってませんよっ!て師父がいない!」
ボーイ「やり返されたな(笑)実戦やったらこれでやられてるで(笑)」
素菓子「かっかっか。まだまだ未熟。いかにしたら相手の前から消えることができるのか考えておけい」
つづく
第45話 相手を簡単に倒す 中級編
女性の為の1日でマスター護身術 中級 喉攻め金的蹴りから超簡単に相手を倒す Self defense for women
ボーイ「今回は中級やるで、これからが実践的使用やで、でも簡単(笑)」
武「前回が簡単やったから初めてできる気がします」
ボーイ「はっはっはっご謙遜を!」
武「いつも必死でしたから(汗)」
ボーイ「これからは段階踏んだ方がよさそうやな…」
武「それでお願いします」
ボーイ「中級やけど、前回の1.2の動きを流れるようにやるだけ」
素菓子「速いのは速い方がいいのじゃが、前回やったのと同じ感覚でやる事が重要じゃ。別の動きにしてはいかん!できるだけ力を使わず楽に確実に相手を倒せるようにの!」
武「やってみせるさ!」←アムロ風
ボーイ「では早速!師父の足をとってみろ!当身は入れてからな!」
素菓子「かかってきなさい!」
武「参る!!」
武「まず喉を攻撃!金的蹴りで相手を動けなくする!」
素菓子「ぬっえ~い!まだまだ!」
武「そこから、相手の側面に体を落とすように相手の膝を絞めるように持ち、肩で押し出すだけ!くらえ!デトロイトスマ~シュッ!!」
素菓子「ぐおぉおおおお~腰が~頭が~~~!!痛くな~い!受身してるから~」
ボーイ「痛くないのかよ!今日も1本取られたな!こんちくしょ~」
武「不覚…」
素菓子「そうでもない。わかってるから怖くないが、いきなり目の前の人がパっと消えたと思うと自分が転倒していたら脳は混乱するじゃろうの~」
ボーイ「変に相手を持ち上げようとするのではなく、相手を押し込む事に力を使えば女性でも十分なんや。女性の力でもしかるべき時にしかるべき方向に上手く使えばさほど投げなんて難しくない。その方法、しくみを知ってるか知らんかの違いや!」
素菓子「何とかとハサミは使いようって言うじゃろ。何でも使い方じゃ。間違った使い方では出来ることもできん…ただし、知ってるだけでも意味がないんじゃがの。体現させんといかんわの~とっさに使いたかったら尚更」
武「それには練習あるのみですね」
ボーイ「よほどの才能がないかぎりな!(笑)」
素菓子「まっ今日はこんなとこじゃろ。ではまた来週~」
つづく
第44話 初心者でも1日で出来るようになる超簡単に相手を倒す方法
女性の為の1日でマスター護身術 初級 超簡単に相手の足を持って倒す!Self defense for women
武「喉と金的を攻めた後に相手を簡単に倒す方法ってないんですか~?」
ボーイ「いろいろあるけど、相手の足を持って倒すってのどう?」
武「相手を持ち上げるのが大変じゃないですか~女子には無理ですよ」
ボーイ「いやいや。相手を持ち上げる必要なんてないねんで」
武「持ち上げないと相手こけないじゃないですか!?」
ボーイ「そんな事ないねん!めちゃくちゃ簡単やから!」
武「いやいいや、いつも簡単て言いながら結構難しいし、難易度上げて複雑にしたりしてるじゃないですか~」
素菓子「そうじゃぞ。お前はいつも自分が出来たら武もできると思って技を複雑にして初心者の人には出来そうにない動きを強要してる時もあるぞい!」
武「そーだそーだ!師父言ってあげて下さい」
ボーイ「わかりました!反省してます。今回からは段階を踏んで初心者の女性にもよりわかりやすいように本当に簡単にできるのやるから!」
素菓子「今日から始めてもできますって感じのをやるのじゃぞ!」
ボーイ「わかりました。では今回は足をとって倒そうと思うんやけど、まず鉄棒の上に座るのをイメージして欲しいねけど」
武「イメージしました。めっちゃ落ちそうなんですけど~」
ボーイ「それが足を持たれてる状態とほぼ同じやねん」
武「えっぐらぐらで指で後ろに押されるだけでも倒れそうなんですけど~」
ボーイ「その通り!簡単やろ!?」
武「そんな簡単にいきますか?鉄棒に乗ってる段階で足が浮いてるからな~」
ボーイ「論より証拠。師父に手伝ってもらおう。師父足を持たれてあげて下さい」
素菓子「よしよし。ワシで練習してみろ。そのかわり後でアップルパイくれよ」
武「了解です。」
ボーイ「では、師父の膝を抱えるように持って。(できるだけ相手の膝を絞れた方が転倒させやすい)」
ボーイ「次に膝を抱えたら相手を頭か、肩で後ろに押し込む。そしたら相手は転倒してるはず。めっちゃ簡単やろ!?」
武「膝を抱えて、肩で押すっと。うわっ簡単に倒れた!」
素菓子「あいたたたたたっ腰が腰がこしが~~痛くな~い!ちゃんと受け身してるから~!!」
ボーイ「痛くないのか~い!こりゃ1本とられた!!」
素菓子「しかし受け身が出来ないとこれでも辛いの」
ボーイ「どうよ!簡単にできたやろ?」
武「今まで簡単て言うてたけど、これは本当にめっちゃ簡単にできました」
ボーイ「お褒めに預かり光栄の至り!これからはこんな感じでいくで!次後ろな」
ボーイ「相手に後ろに立たれたって感じな。これも超簡単で。相手の足を持ちます。相手はグラグラです。体ごと自分の後ろを振り返る感じで体を回転させて相手の体を後ろに送る。相手の真後ろではなく、結果として相手の斜め後ろに倒すことになるかな」
武「膝を持って、自分の体で相手の体を邪魔する感じで後ろを振り返るように送るっと。うわっ!これも簡単にできた!」
素菓子「今度こそ腰が~腰が~腰が~~痛くな~い!受け身してるから!!」
武「また痛くないのかよっ!またまた1本とられたな」
素菓子「じゃがこれでけでも受け身の知らんものには十分効くぞい」
ボーイ「どうよ?簡単やろ?」
武「確かに。今回は本当に簡単でいつもこれぐらいだと助かります」
ボーイ「これから超簡単に段階を踏んでステップアップしていこうと思ってる。気が付けばこんなことも出来るようになりました!みたいな感じな」
武「それだったら普通の女子にでもできそうですね」
素菓子「女性でも簡単に力を使わずにできるようにしてあげてくれ」
ボーイ「僕の根本的な考えもそれですから初心に帰ってやってみます」
素菓子「よし!次は今回の上級編をするぞ。ではまたな」
武「ありがとうございました」
ボーイ「ありがとうございました」
つづく
第43話 金的蹴り喉攻め 金的蹴りのタイミング注意事項
女性の為の護身術 金的蹴りからの喉攻め と、注意点 Self defense for women
武「前回は喉から先攻めましたけど、金的から蹴ると何か変わるんですか?」
ボーイ「変わるで。特に体幹の反応が真逆になるよ」
武「どういうことですか?」
ボーイ「先に首を攻めると金的蹴りしやすくなってたやろ?」
武「はい、下半身が前にせり出してくるので蹴りやすかったです」
ボーイ「その逆やわな。下を攻めると上が出てくるねん」
武「なるほど。金的蹴りをすると上半身が倒れてくるということですね」
ボーイ「その通り!喉を攻めやすくなるということ」
武「喉攻めをやりやすくなるから、こっちの方が楽にできますね!」
素菓子「愚か者が!それは一概には言えん。金的蹴りが入ってもタイミングが遅かったらそのまま勢いがあったら掴んで押し倒されてしまうて。相手が突っ込んできたら相当の勢いじゃからな」
武「金的蹴りだけでは終わらないてことですね」
素菓子「かっかっか!そんなに簡単に事が済んだら苦労せんわな。そのまま逃げたらとか言ってるのは実践経験が無い人じゃろうの。しかし、相手が油断してたり、相当うまく入れば一撃撃沈も可能なのは事実じゃぞ」
武「金的蹴りをかまして次に備えろということですね」
素菓子「違う!金的蹴りと同時並行して喉も攻めろということじゃ。蹴ってから喉を攻めようと思っても体が倒れてきていてもう掴まれておる。近距離なら尚更。」
ボーイ「とりあえず、やらんとわからんやろうから、やってみようよ」
~練習中~
武「蹴りのタイミングが遅いと結構内側に食い込んでこられますね」
ボーイ「そう、そのまま足か体を掴まれて倒されてしまう。相手も必死やからね」
武「そう思ったら喉を初めに攻めて勢いを殺すのもありですね」
ボーイ「どっちかを有効に使えればいいんちゃう?どっちもかなり有用な技や」
武「自分に合う方をすればいいんですね」
ボーイ「そう、では師父に襲っていただくか!」
素菓子「やられ役決定してるやん!!何の相談もなく!」
ボーイ「何度も言うけど武ちゃんの為じゃないですか…」
武「お願いします」
素菓子「両手でハグしに襲うぞ!ぬりゃぁあああ!」
ボーイ「まずは金的を蹴り、同時進行で喉を攻めにいく!手を出すのを遅れるなよ!
そして、相手の上半身が倒れてくるところへそのまま喉を攻める」
素菓子「ぐぬぅ!金的か!!効いた…そして体が勝手に曲がっていく…」
武(よしっ!上手く倒れてきた!喉攻めじゃ~)
素菓子「ぐおぉおおおお!声がでん←心の叫び」
ボーイ「喉を掴んだままそのまま相手を倒せ!!そして地面に叩きつけろ!いっけぇえええええ」
武「今宵の斬鉄剣は一味違うぞ!落ちろ!蚊トンボ!!」
ガスッ
素菓子「のどのどのど!!」
ボーイ「それでいい(笑)いい喉攻めや」
武「またつまらぬものを攻めてしまった…」
素菓子「くらぁ!!倒れてからの喉攻め長いねん!!こっちは喉攻められてしゃべれんのじゃ!しばくぞ!かはっかはっ。全然効いてないけどな」
ボーイ「そんな時は、シャキ~ン!師父、”まあまあ棒”です!」
素菓子「お~これこれ。なんだか心が穏やかになっていきよるわい…って、なるか~!!!これ普通の塩ビパイプやんけ!!」
武「師父はノリがいいですね」
素菓子「おまえほんまに、いてもうたろか!」
ボーイ「まぁ悪気はないんですから」
素菓子「フンッ相手の勢いに逆らわずに投げてるのは良いとこじゃ。金的蹴りが先の場合はくれぐれも喉を攻めるのを遅れないようにの!」
ボーイ(フーッやっと怒りがおさまったか…)
素菓子「それでは今日はここまで」
つづく